2008年02月16日

高齢者のためのインテリア:パイミオのサナトリウム

"ヘルシンキの郊外、パイミオというところに有名なサナトリウムがあります。「サナトリウム」とは、長期的な療養を必要とする人のための療養所のことです。ここをデザインしたのは有名な建築デザイナー、アルヴァ・アアルトという人ですが、ここのサナトリウムが有名なのは有名や建築家が設計したということだけではなく、そのデザインと機能性の調和、患者さんを思う温かな色調やデザインのせいではないでしょうか。

このサナリウムには病棟だけではなく食堂、保育所、職員住宅もあります。その全てが機能的に配置されているが、それぞれが自然光をふんだんに取り入れ、カラフルで、さらに窓や扉、階段の手すり、家具さえもこの施設のためにデザインされているのです。随所に工夫を取り入れ、かつ美しくデザインする。患者さんを機能と精神面で支えるデザイナーの温かさが現れています。

日本では、機能とデザインはどちらかを優先、という建物などをよく目にします。しかしここは、両方を融合させ、見事な空間を作り上げているのです。本来デザインは機能と両立すべきものだと思います。その両方があって初めて充実した楽しい生活が送れるのではないでしょうか。"
posted by 住宅ソムリエ at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高齢者に適した住まい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/83990315

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。